2009.07.11

おくされさまオペレーション

一昨日、我が家にやってきたガガの内一個がおくされさまでした。

下部がゾンビ的緑色に変色ブヨってます

ガガイモの悩みは腐れです。
サボの腐れとはまた違って、肉からいきなり腐れだしたりしまふ。
頭頂部から腐れだした場合は放置でも下部が生き残って芽吹いたりしますが、今回はオペが必要なようです。

まずは、下の子を切断。

子の維管束にも腐れが入ってます。
もうちょっと切り進めねばなりません。


まだ、変色部が取り除けませんが、干からびずに発根させるには2cmちょい欲しいので、限界の長さ。
ガガは腐れ克服したりするんで、発根の可能性に賭けました。
二番目の子は腐れも入って無くセーフ。綺麗な切り口をお見せしたかったのですが、撮り忘れた…。

お次は本体です。

本体もぎりぎりまで切り詰めましたが、腐れが残りました。

ダコニールを少量の水で伸ばしたモノを切り口に塗布。

切り口が乾くまで、このまま放置です。

ガガは、サボテンならもうだめだろうなぁ、という感じの状態でも割と救えて驚きます。
挿し木も容易です。
ただ、胴切りとなったものはちょっと弱い気がしますので、吹いた子を挿木仕直す所存です。

2009.06.04

天気が悪い六月です

今日はスズメファミリーに遠慮しながら、サボタニに水やりをしました。
ここ最近天気が悪く、快晴の日を待っていては成長期を逃してしまいそうだと時折ぱらぱらと来る曇天の中、ガガイモとロホホラを水攻め。

ガガイモはゼブリナ系と姫牛角が咲いてました。室内の日照状態が悪い中付けた蕾だったので、ちっさい花でした。

【姫牛角】写真を撮り忘れたので、より美しい去年の画像

外に出す前にアカダニがちらほら居たので薬剤散布したのですが、一部薬害で肌の黒くなってしまったものがありました。展着剤混ぜると薬害が出やすいような気がします。

銀冠玉には大量の蕾があがってきてます。正月から咲いてましたが、この季節に咲くものの方が鮮やかでしょう。楽しみです。

さて、すずめ兄弟の巣立ちの日から5日経過しました。
10日くらいで独り立ちして集団生活に入るそうですから、人間に例えると
高校卒業までを10日として、その半分小学六年生くらいでしょうかねぇ。
兄ちゃんの方はやんちゃ丸出しです。餌を探しに戻る親の後を何度も追いかけて、5mくらい離れた楓の木あたりで追い返されています。しなる楓の細枝にはまだ巧いこと留まれませんで、あわあわホバリングしてます。
弟の方は慎重派です。親が呼ばない限り隠れ場所を離れません。
今日もバードテーブルへは来ませんでした。いつも独りでじっと待ってる。
それでも、親の後を追った兄ちゃんの後をしばら〜く迷ってから追いかけました。親の戻りなさいという鳴き声にぴゃっと戻って来たのは弟のような気がします。
親に追い立てられて戻ったのは兄ちゃんだと思われ。

兄ちゃんはもう一人餌ができる?。バードテーブルをツンツンつつく動作が見られました。
見ているとやっぱり兄ちゃんの方が多く餌を貰っている気がします。アピール上手なのです。
弟には当たっているのか心配になりますが、夕方目撃したので大丈夫なのでしょう。
あー気になる。
明日は出かけなければならないので、警護できません。
でも、野生は強し。
彼らは本能で身を守る術を知っているので、本来警護なんて要らないわけで。
単なるOじろーの自己満足とすずめ萌え〜のストーキングですw。

明日は早く起きられたら、ハオルチアに水やりしようと思います。
東と北が開けた北側の壁際に棚を置いています。焼けるまでは行きませんが赤くなっているものが割とあります。
東に面した南側は影になる場所に置いていた時は真っ赤っか通り越して綺麗ではなかったので、朝日がきついのかな。
北国、意外にも日照きついのです。

2009.05.25

ホヤホヤ


Hoya Kerrii
ちょっと一番綺麗な頃を取り逃してしまいました。もう花も終わりの頃。
これもガガイモ科の植物です。和名はサクラランのケリーですだ。
このケリーの葉はラブラブハートとかいう名前で流通しているものと同様ハート型ですが、ラブハよりも肉薄だす。
割と場所取り。茎をアーチ型に誘引する予定でしたが、花が付いたのでここでこの茎の成長はストップです。
伸びてからアーチにすればいいやーと思っていましたが、茎にはあまり柔軟性がないので、最初っから支柱を立てて伸び次第くくりつけていった方がよかったようです。
花は毎回、同じ茎の同じ所、花座と呼んで差し支えないんですかね?そっから咲きます。


テーブルがとっちらかっているのと、チランジアは気にしないでください。
あと、葉っぱにホコリがたかってるのも気にしないでください。


しべっぽい所に付いている茶褐色の丸いモノは蜜です。舐めたら甘かったっす。
マクロ撮影で寄りすぎてレンズに付着してしまいました。
全然撮れてませんが、花びらは肉厚のケバケバとしたビロード状をしており私的萌えどころです。

2009.04.12

大発生

ええ、前から知っていたんです。奴らがこの辺り一帯に所在なげに立ち尽くしていたのは。
でも、放置してました。
気付いた時には…もう。白い塊が、折り重なって…

窓に!窓に!

(窓に!はうそ)
ガガイモ科の多肉植物、ハートカズラに綿虫が大発生してしまいました。
凄いことになってました。
白い綿を被ったのがそれはもう…モコモコ。
それだけならまだしも、棚板には綿を纏う前の若者の集団がウゴウゴと徘徊しまくってました。
もう、兎に角モコモコでウゴウゴなんです!

仕方ないので、蔓を全て切って捨て、排泄物でベトベトの棚も幼虫ごと拭きました。
幼虫、ワラジ虫に似てますが、ワラジ虫の方が百万倍カワイイですね。
ワラジ虫はいい虫だ。
風呂に沢山いて、風呂に入る時流さないように凄く気を遣いますが、なぜ、気を遣っているのか。と腹が立つこともありますが、害はありませんし、水がかかるとエビ反りの謎のポーズを取るところは少しカワイイです。

綿虫、まえからたまーにハオルチア(多肉植物の一種)に憑いてたりしましたが、オルトランですぐ居なくなるので油断してました。
どうやら彼らにとって美味しいのは、ハオルチア<ガガイモらしいです。隣のハオルチアには皆無。
ってか、他の植物には憑いてません。
ただ、美味しいハートカズラが無くなった後、逃れた若者達がどうするか、ですが…。

2009.04.12

けもの

偏愛するガガイモ科の多肉植物の花が咲いてました。
Stapelia hirsuta

スタペリア ヒルスタ ヌディフローラで入手したものです。

アップ

なんで毛が生えているかと言うと、動物の毛皮を模しています。
蝿ちゃんに受粉してもらうために、肉が爆ぜて筋肉とか脂肪とか(霜降り?)骨とかを晒した死体のふりをしているんですね。
主にアフリカあたりに生えてます。
いやぁ、超香しいです。ぶっちゃけ臭いっす。
これ、死臭なんでしょうね。生臭いっちゃなまぐさいですが、腐ったにおいでもないような。

この植物を超嫌悪している方が居まして、とても面白いです。Barry Rice 博士と言う方です。
食虫植物 FAQ 日本語版のとあるページ。つい、何度も読んでしまいます。
博士がとても好きだ!。
博士もわりと、この多肉植物が好きだろうと思う。
もちろん、これは食虫植物ではありません。

それにしても芸の細かい花です。スプラッタの女王。
毛は大体、ピンクとかオレンジとかなんです。
理由は…言わぬが花ですか?
まあ、ドラッグクイーンのダチョウのストールのように美しいです。

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