2011.12.08

成功と失敗と挑戦

ここんとこ続いている手作り化粧品のお話です。
まず、失敗の記録。

★失敗談その1は第2弾化粧水。
基本は前回初めて作って成功したと思しき化粧水と同じ
水90: ハンガリアンチンキ5:グリセリン5
おまけ ヒアルロン酸 トレハロース
精油は同じものつかいすぎると効果が薄れるそうなので、違うものを入れてみた。
ローズウッド3滴
ゼラニウム4滴
パチュリー1滴
リツェアクベバ1滴
みごと失敗です。

臭い上に、痛い。しくしく。
ゼラニウムの生臭さが最大限に発揮された上にリツェアクベバの青臭さが相乗、それをパチュリーが増幅・保留。ローズウッド及びそれぞれの精油のいい香り消滅という感じw しかも臭いのに香りが長く残りすぎww
痛い原因は今ひとつ判らず。考えられる原因としては…

 1.皮膚刺激のあるリツェアクベバの濃度が高すぎた。(でも1滴…)
 2.パチュリーが溶けきってなくて他の精油を引き寄せ固まり、結果精油の使用濃度が高くなった。

最初は1かと思っていたが、捨てるのも勿体ないので寝癖直しに転用した時、油分が集まって表面に浮いている部分が見られたので、原因は2ではないかと。(その部分はティッシュで吸って捨てた〜)
以前、グリセリン・パチュリー・にがりの風呂上がりスプレーを作ったときも、刺激を感じた。どうもパチュリーはグリセリンでは拡散しにくいようだ。
次使う時はしつこくグリセリンとアルコールと混ぜてみるかなー。

★失敗談その2 第1弾の顔用シアバターと蜜蝋ちょっぴりのバーム
傷んできたようだ。
途中、固めで使いにくかったのでオイルを足して練ったせいで量が増えたのが敗因。
顔の皮膚がちょっと鮫肌ちっくに。使用中止でそっこう治って良かった。
勿体ないので、かかとに転用。しかし、あとちょっとなので捨てる。

成功例がないではないかということで一応ご報告。
☆☆ローズマリー軟膏は大変好評で母が使い倒し無くなった。しかし寒いので作りたくない。(換気が必要)
☆☆蜜蝋のヘアワックス。割とパーマのエッジが出て便利。セット力は弱いが手櫛で復活。
途中、シアバターか蜜蝋のザラザラ感が気に入らず溶かし直して、オイルを足し、攪拌し倒したので分量が良くわからず。二度と同じ感じに出来なさそうw
☆ヘアウォーター(寝癖直し)まあ、寝癖直しなので、水よりは何でもいい感じにいい感じ。
☆☆アプリコットカーネルオイルに精油を足したの。手作り?というと微妙だが、肌が凄くしっとりしてべた付かない。吸収が良いらしい。

そしてさらなる挑戦。
生薬を買ってみた。

手作りする人にはラベルでバレバレだと思うが、迷惑が掛かるといけないので、店名は秘密。
このお店の姿勢は、品質に信頼を置ける。
特に梱包が大好きだ。ちゃっと片付けて古紙のリサイクルに分類できるのが素敵すぎる。

今回、選んで見たのは、ユキノシタ、ウワウルシ、ボタンピ、クジン、ヨクイニン。
どれかを乳液かクリームに配合したいので、ブチレングリコールで抽出したく、しかし全ての種類をBGで抽出しても半年で使い切れる気がしないので、どれかを一年は持つというエタノール抽出に回したいのだが、何をどれでそれにしたらいいのか…
また何をしたいのかw判らなくなって来たw

でも、手作り楽しい。もともと植物に興味がない方じゃないから、予想以上に楽しい。だって、ボタンピなんてうちにも生えてるボタンの根っこだし。ユキノシタは北国ではなじみ無いけど、確か見たことあるんだよなぁー隣のウチに生えてたかなぁ。ホームセンターで見かけたら車庫の横のじめじめ地帯に植えて見ようとか、夢が広がりんぐだし。ヨクイニン、鳩麦でけぇwとか。

植物は正直集めたり増やしすぎたりしたんでこれ以上は無理、関連した代わる趣味というか出来てよかったなぁと思う。コレクション心は精油で満たされるしw消費できるコレクションって良いなと。
そう思う次第であります。

2011.11.17

フロリハナのハナって花?花はな?

勢い余ってフランスのフロリハナに注文した精油とオイルなどが届きました。

ビギナーにありがちであれもこれもと金額が割と大きく?なってしまい送料も考慮し、絞りにしぼったのだけど、やっぱり多かったかなぁ。
特にキャリアオイル系は日本で買うと高いし、フランスからの送料を入れても十二分に安いので欲張ってしまいました。
Borage oil は日本で買うと大手会社のが25ml ¥1575
フランス直販だと50ml €5.5でだいたい600円位、しかもオーガニック。
送料が¥5000くらい掛かってますがw。
送料を商品点数で割った金額を各商品に乗せでも、全ての物が国内より安くなるのでふ。オーガニックであることを考えると更に。日本ではお高くて手の出ない精油を買うとますます更に。
只今、世界的に円高という事もありますが、チョイスによっては140円レートでも安いかもしれない。
(レートに関して、Visaはアメリカ本社に売り上げが上がった日のアメリカの朝イチのレートで換算されるようです。注文した日のレートでは無いのと、手数料が1.63%乗せられる点にご留意のほど〜。)

ただ、やっぱり個人輸入は到着するまでドキドキです。フロリハナは情報がいっぱい拾えるので助かりました。
フロリハナさんのレスポンスも大変良く、すぐに注文確認のメールが来ました。ただし、フランス語で読めずwこれはシステム自動返信ぽいです。
その日のウチに送料を含めた見積もりのメールが英語で来ました。
この辺は事前に情報を掴んでいたので焦ることなく待てました。って、送料を含めた総額のメールが行くよってサイトにも書いてあった気もします。
運送屋はFEDEXで送料むっちゃ高いという情報を仕入れてましたが、送料はフランスのEMSであるColissimoの保険付き・追跡ありで見積もられていました。
Colissimoでの送料は2.41kg で€49.00
FEDEXはオプションで選択するようになっており、€68.80 (will be なのでもっと高くなるかも)。
FEDEXは「田舎で不在」とかすると再配達が遅く悔しいという話も聞いていたので、迷わずお得なColissimo(日本ではお近くの日本郵便が配達してくれます)を選択。
FEDEXを使ったことが無いので、どちらがおすすめとかできません〜。日本国外での扱いはFEDEXが安心なのかもしれないですね。

送料了承と配送先住所確認の旨、返信しました。
4日に注文し、9日に発送。飛行機に乗ったのが12日、日本到着が16日に日付が変わったころ。すぐに通関されたようで、17日午前中に配達されました。フランスからおよそ1週間ですな。
トータルで18000円位掛かっているので、消費税を覚悟してましたが請求はありませんでした。

税関による開封もなく、箱にもダメージ無く無事到着。

コリッシモというとあのオレンジの箱かと思ったのですが、ふつーの厚めの段ボールでした。良かった。
考えて見ればあの箱はLa postaのお手軽におくれるよ!って言う一般向けの商品サービスなんだなー。フランス郵便局もがんばっているな。
中の梱包も非常にしっかりしていました。精油は纏めてですが個別にプチプチが巻いてあります。
これはすごい!ケンコーコム並だ!!
上にもしっかり緩衝材の紙がとぐろを巻いて入っていました。

オイルはガラスではなくプラボトルに入っていました。
気圧の関係だと思われるへこみが500mlのボトルにありましたが、開封時にぺこっと戻る程度でぜんぜん問題なし!破損を一番心配していたので、プラボトルで良かったです。ガラス重いし〜。
保険が付いているので届かない場合の心配はさぼどしませんでした。
EMSの補償は日本郵便とのやりとりになるようだし。
まあ、破損の場合も補償されるけど、漏れたりしたら水以上に悲惨ではないですか…。
ごま油が誰かの素敵なワンピースを汚染とか、地元郵便局の人が臭くてヌルヌルした箱をすまなそうに持ってくるとか…考えただけで泣けます。
その点、フロリハナさんは安全そうです。100kgくらいの物が上に乗ってたとかの余程の酷い事が無い限り。そうなったらどうせ他の荷物も悲惨なことになってるだろうな…こわい(妄想)。

一応、無事着いた旨のメールをし、レモンの精油を開けてティッシュでクンカクンカしております。切ったレモンをそのまま嗅いでいるようなフレッシュさ〜。いい匂いです。

2011.11.05

ローズマリー軟膏使用感

先日、作ったローズマリー軟膏を使用してみました。
できた軟膏はエタノールが巧く飛んでくれたようで、ローズマリーの良い匂いがします。美味しそうです。

顔に塗ると、ほどよい熱感があり思わず「うひょう!」とはしゃぐことしばし…
いやぁー、やっぱりワセリンはこってりですなぁ。
伝統的にメンソレータムには信頼を置いていたOじろーにも顔全体に塗るのはちょっときついっす。
なので、顔用に作っておいたシアバターと蜜蝋ちょっぴりのバーム(軟膏)と手のひらでブレンドして使用することにしました。
これなら、夜と昼とで配合を変えればなんとかなる。と思ったのですが甘かった。
恐るべしワセリン。
当面、夜とすっぴんでいい日の使用に限られそうです。
しかし!
北国の冬。温風などという生やさしい暖房ではなく、直火、直熱風に晒される肌には、ワセリンはちょうどよい保護膜になりそうです。愛用することにしました。

ついでに今回作った【ローズマリー軟膏】について
ローズマリーチンキ  20cc 小さじ4
 ローズマリー 10g
 無水エタノール 50cc で2週間抽出を使用
白色ワセリン 20cc 小さじ4

チンキの量は通常より倍の濃度にしてみた。通常は1:2くらいの割合。
ワセリンは大洋製薬のペトロリュームジェリーHG
製法に酸処理を使わないそうでなんとなく良く判らないが良さげ。コスト重視。

チンキを濾していると端からエタノールが飛んでいく。残ったローズマリー成分は水では洗い流せない。ビーカーと計量スプーンと零したトレイがザラザラかぴかぴになってしまいますた。
このかぴかぴに重要な成分のウルソール酸が入ってるんだろうか〜。そりとも、アルコールで抽出された成分は他のハーブもこうなるんだろうか。
消毒用70%くらいのアルコールで洗浄除去できました。

鍋に底がはまり込むサイズのステンレスボウルで湯煎。
エタノールに引火するので、火を止めて窓全開換気しての作業になり、寒い。
お湯を温めなおすこと3回。
エタノールが気化するふつふつーという泡が出なくなるまでかき混ぜ。
粗熱が取れたさらさらの状態で、練らずに容器に流し込み完成。

とりあえず冬の乾燥に一役買う逸品になりそうです。ローズマリーというプラシーボが重要。ワセリンだけでは塗ろうと思わないしw
シワが消えたら御の字です。

2011.11.04

最近はまっていること

なんだか知らないけど、最近アロマテラピーとか手作り化粧品に嵌ってしまいました。

ことの始まりは髪の毛の痛み。
親父が呆れるほど早く白髪になっていたので、危惧していたら遺伝子は見事、私にも白髪を伝えやがりました。
そんで染めるんですね。美容室が苦手なんで自宅で。
痛むは痛む。
特に手軽な泡の白髪染めが髪の毛を痛めつける。

この辺は、クリームタイプのものに変えることで軽減されましたが、なにか髪の毛に良いことをしようと思っていたところアレッポ石けんというのに巡り会いました。
なにやら、これでシャンプーするとイイらしいということで、石けんシャンプーにトライ。
石けんシャンプー、使い初めは泣くと聞いていましたが、割と平気でした。
髪質はへにょへにょの猫っ毛(やっぱり父遺伝)で、悩みの一つでした。その髪に張りというかコシがでたのと、耳の中の油っぽさが全く無くなったのに気をよくして続けることにしました。
いつも耳に水ががっつり入るんですよ。そんで耳の中も普通のシャンプー、リンスの成分でしっとりしてたと思われます。久々に乾性の耳垢になりました。汚くてごめん。

同時に石けんでアルカリ性になった髪を酸性で中和するリンスをクエン酸で作りました。
そこでエッセンシャルオイルが登場してしまいました。
一気に嵌る要因がここに潜んでおりました。
それからというもの、手持ちの無香料化粧水にエッセンシャルオイルを投入

シアバターと蜜蝋でヘアワックスと顔用軟膏を作成

ハーブチンキという物を知り、早速仕込み
ハーブチンキ、ウォッカを使った。もう飲みたい。... on Twitpic

フライングしてチンキを使い寝癖治しを作成

ネットで話題のローズマリー軟膏をチンキで余っていたローズマリーを利用して作成
ローズマリー軟膏作った。うぐいす色?ミリタリーオリーブだな、こりゃ…... on Twitpic

素材の個人輸入を計画 ←いまここ。
もはや何をしたいのか判らなくなってきました( ^ω^)?
とりあえず、仕込んだチンキができあがるので純正手作り化粧水を作る予定です。

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