2011.05.29

こすずめの系譜

すずめの子育てシーズンまっさかりですな。
昨年は玄関前の木にハシボソガラスが巣をかけてしまったので、いつもの軒下にスズメの巣はできませんでした。
今年もハシボソが同じ巣を再利用に来るかと心配していたのですが、スルーしました。あんまりいい環境ではなかったようです。去年もなにか微妙だったような…途中放棄したような気がするんですよね。
でも、子連れのハシボソは近所を徘徊していたので、無事に巣立ったんだろうと思う事にしました。
そんなこんなで一年空いての軒下の模様です。
ヒナは無事に育っているようです。巣立ちはまだです。おそらく6月1日とみた。
今回のペアはすっごくアバウトというか、人間を余り恐れません。
直下のベランダから人間が庭に出入りしていても、伯母がベランダでタバコをすっていても、私が見上げていても、ヘーキで巣に入る強者です。
巣から出たら出たで、一旦バードテーブルの屋根に止まり身繕いをするのが決まりのようです。人がそばに居るにも関わらず。こんな近くでスズメを見るのは初めてかもしれないという勢いですw
巣を見上げていると人の顔をみて「近いのよっ!」って怒りますが、概ね平気。
一昨年のペアはテリトリーを大事にしていたと思ったのですが、今年はひと味違う。
どこに巣を掛けていたのかもう一組、既に巣立ちをしたヒナを連れたペアが来て、バードテーブル後ろのいつものヒバを拠点にしています。
子スズメ3羽とお母さんと、多分お父さんも来てるような。
下は子スズメ2羽

二羽の子スズメ

もっちょり

翌日1羽激写(?)。
年長さんなのかなー。くっついている2羽と離れている一羽がいます。

ネクタイも見えて来てるね

よう肥えてます

餌を運んでくる母さんか父さんは、3匹に襲いかかられて大変そうですw
最近は親の後追いをして飛行訓練に余念がありません。
もしかしたら2組のペア。こんな狭い庭で仲良くやっているのだから、一昨年に軒下から巣立った兄弟がそれぞれに作ったペアなんじゃないかと。だったらいいなぁと希望的観測をブログタイトルに込めてみましたw。
ただ、アバウトさが同じスズメに対しても発揮されているだけのような気がしないでもないです。なぜなら、今年は庭にスズメがたくさん来ます。交尾してるのまで居る始末w。
まあ、夢を見ておこうと思います。

2011.05.13

冬期鳥まとめ

あーあ。また、まとめになっちゃいました…。ずぼらですみません。
バードテーブルはもう終了しましたが、なんか色々とカオスな記憶です。
平和が乱されました。昨年もそうでした。
おそらくもうちょっと北の方から越冬しにくるヒヨドリに異常に強い個体がおるのです。
こいつ。

憤怒の形相。逆立ってます

1月に入ってから現れたこいつは、縄張り意識が凄く強くて、バードテーブルに近づくスズメや他の鳥を執拗に追い回してました。昨年と同じ個体と思われます。今年は1ヶ月ほど来るのが早かったような。うちの庭はすっかりマークされてしまったようです。

ここはおれサマのショバ。何鳥も追い払うゼ

むきぃっ。今見ても憎らしいw
当然、えさを全て平らげる訳ではありません。一個師団のスズメたちに比べればこいつが食べる量など微々たるもの。大量に餌が残ります。スズメたちはひもじいというのに。うう。
そこで、バードテーブルを明け渡し、木立を挟んだこいつの死角になる場所に餌を撒く事にしました。
しかーし、窓辺からも死角という罠。かわいいスズメが見られなくなり、がっかり。
でも、バードテーブルに近づかない限りは他の鳥を追い回さないので、窓の正面のヒバの木に集う鳥たちは見られるのでした。みんなひもじそうに餌の残ったバードテーブルを見ており、なんか辛くて、愛でてる場合じゃないという。
そうこうするうちに、昨年のように鳥の寄り付かない庭になりましたが、今年の冬は雪が多く背に腹を変えられなくなった鳥たちが間隙を付いてやってきました。

いまだ〜っ!

このヒヨ2匹は弱い個体。おそらく地元民。スズメたちがゲリラ戦に出ることが判ったので、餌も多めに置いてます。地元ヒヨ民とスズメはこうしてもう何年も共存してきたのになぁ。
3月に入ったら、お馴染みの人がきましたよ。

はっ!あなたはもしや。

ん?

シメさんです。シジュウカラが選り好みして地べたに落としたヒマワリの種を片付けてくれます。
シジュウカラのシードフィーダー初期型もバードテーブルの側にあったので、ヒヨの攻撃対象となってしまい場所を移しました。そして増設。シジュウカラの総員は三名でした。三名が良く食べるというか、下に落とす種の方が多いというか。ぺっ。ってしやがるんですよ。まったく。でも、落としたヒマタネも拾っていた…なんなんだ。

雪が一度にばかすか降りました。遭難車多数

もちろん、シードフィーダーからも食べます。大食漢です。
今年はシメが集団できました。毎年一羽しか現れないので群れない鳥なのかと思っていたら、5−6羽いて、大きい鳥だし壮観でした。写真には二羽おります。
でも、そのうちに一羽だけになりました。やはり強い個体が他のシメを追い払ってしまいます。生存競争は厳しい。

ヒヨ攻撃対策でみんな端っこ待機

こっちにもおります。スズメに押され気味。
この間、ヒヨはお留守。3月に入って気持ちに余裕がでたのか、(スズメがモビングを仕掛けているような気もしましたが)ヒヨは見張りを怠ることが多くなりました。それまではバードテーブルへの執着が酷くて、大好きなリンゴが別の場所に置いあるというのに気付かず、地元ヒヨ民に平らげられていたりw。いぢわるヒヨの目を逸らそうと置いたのだけど、やつは一途。
珍しいお客さん。

肉眼で見たときはツグミだ!と思ったのですが、写真がボケボケで良く判らんw
眉毛がツグミっぽいですが、たまにムクドリも通りかかるので怪しい。
最近はカワラヒワが来てます。オオカワラヒワは今年は見る機会がありませんでした。
シメもいつも今頃には居なくなるのに、近くで営巣しているようです。集団で飛来したことが関係してるのでしょうか。
おまけ。左端・スズメドリルw

ps. 只今、すずめ、我が家のいつもの場所に営巣中です!!でっかい巣材運んでますw

2011.01.14

めっそり

今年一番、いやここ数年で一番のいい買い物をしたと思ったのだけど。
くず米 20kg
届いた米はくず米というにはもったいないとても美しいもので、小さく、青米も混じっていて、スズメの餌には最適と思われる素晴らしいものだった。
今朝喜びいさんで、餌台にまいたけど
スズメがこない。
常駐組がちらほら来る程度。
それもいつものように懸命ではない。
もしかして、米にびびってるのか!!!
見慣れない餌にびびるのは常のことだけど。
ずっとアワヒエそのほか何か。のお徳用いわゆる小鳥の餌だったからね。そうだよね。
お米こわいよね。
あふぉすぎる!!
否、そんなにあほなはずはない。
きっとエースが餌待ちしてたところを蹴ちらかしたにちがいない。
うん、きっとそうだよ。
※めっそり=めそめそとがっくりを足したOじろー造語
米が届いた時の異常な嬉しさと、遠足の前の児童のような期待感をスズメにはぐらかされて陥った様子を顕している。
追伸:
数時間後には大盛況でした。
今日から配給を20%割り増しだ☆

2011.01.07

恐怖の使者

冬も厳しさを増し、我が家の餌台も賑やかになって参りました。
ほぼスズメとシジュウカラで編成された常駐組の一個中隊に加え、
近隣のスズメ中隊が3−4集まって飛行団の補給の様相を呈して来ました。
飛行団が結集すると、それを狙うエースが現れるわけで…

あり〜?

リヒトホーフェン男爵よろしくはいかなかったようで、スズメ全てに逃げられてしまいますた。

ム!余はちょうど良い横木で休んでるだけだ


休むときもビシッ!

一冬に一度は見るハイタカです。雌だと思われますが、よくわかりませんw
彼女?が去った後、スズメの姿はしばらくありませんでした。
ただ、常駐の中隊だけはちゃっかり枝の奥に隠れて次の補給を待っており、へんな度胸があるもんだなぁと思った次第であります。

2011.01.07

ご利用していた

年末、シジュウカラが居ないと書きましたが、ちゃんと居ました!

しず夫 後ろ姿

パソコンやりながら耳をそばだててると…「ちゅ、ぴりぃ〜」という声が聞こえて来ますw
どうやらずっと居た様子。我が家の庭常駐は2羽でたぶん番。そこに遠征?組が加わって4羽ほどいるような気がします。

しず夫 前を向き体制を整える


しず夫 おもむろにヒマワリゲット

シジュウカラはなんか賢いですね。
数年前、複数の巣立ち雛が庭仕事をしているオヤジに止まろうとしていたのでアホなのかと思ってましたが、「人間? ああ、ここのは無害w」くらいちゃんと判っているようで、餌台に近寄るとすぐに間近の枝に飛んできます。
すずめなんかは、餌台に近寄ると「餌!きた!」と餌台奥のヒバに集結しますが、毎日餌まいてても、少しの動作で「人間!あわあわわあわ!」となり、遠くへ逃げます。ムダな体力を使っています。
毎日おなじ箒で掃除してるのに、「棒! やばい! やられる!」と一度飛び立ちます。
変わった物(例:ペットボトルフィーダー)があるとすんごいびびって、餌台に近づくまで午前中いっぱいを要しました。
すずめはそれだけ警戒心が強くそれも生きる知恵なのでしょうが、シジュウカラはすぐにフィーダーを認識しました。もう一つ取り出し口が狭いのを設置したのですが、「こうやって取れる!」ってのすぐ覚えてしまいました。
餌台に珍しくパンなどをまくと、スズメ軍団が「なにあれ、ひそひそ」と遠巻きにびびる中、真っ先に餌台に降り立ち「これ!食べれる!」とリードしてくれます。
結局軍団に押され食べ難くなりますが、俊敏なので、物音に驚いた軍団が離脱した隙にシャっとゲットしてゆきます。とても小気味良いのです。
ついでにヒヨドリもちゃんと居ました。
が、まだ果物をやってない(傷まないから〜)ので、たまにしか来ません。
そういえば…ヒヨドリ用に傷んだカキを冷凍ストックしていたのを暮れの掃除で冷蔵庫から出して玄関に放置していた…
まだ凍っていますように…溶けてたら地獄orz

PageTop