2009.05.25

女王との攻防

今日も今日とて、庭仕事。
と思ったら日付が変わり、もう昨日になっておりました。
昨日の庭仕事は…

ピーマン、ししとう、唐辛子を定植。
勝手に生えてきたヒマワリとカボチャの芽を移植。
ジャガ種イモを植え付けし、腰を痛めたので
家族が買って来て放置してあった花の苗を大体のプランターがツートンカラーになるというセンスの欠片もない感じに定植

してる最中にですよ。

見てしまったんです。

縁の下の通風口に

スズメバチが入って行くところを!!!

うひょーっ!
これはまずいっと思い、思案の末通風口を閉じました。
思案の末がそれかとも思いますが、殺戮昆虫を前に他に何ができるかと言うと…なにも思いつかんっす。

一匹中に入ったままになってるはずだけど、許してくれ。スズメバチよ。先住者は住人の命と権利を守らねばならんのだす。鬼になるだす。
と作業を続けていると、またスズメバチがやって来ました。

すんごい困ってました。
スズメバチ。
30分くらい、通風口のシャッターと戦ってました。
こっから入れたはずなんだけど。って具合にウロウロ。凄く不憫。

早く諦めてくんないかな〜と、のんきに2mくらい離れたところで作業続行してましたら
怒りの抗議されてしまいました。

おまえが閉めたのかぁぁぁっ!

てな具合に頭の回りをブンブン。
まずいことに黒いキャップを被っておりまして…走って逃げようにも頭の回りを旋回されてるんで、とりあえず硬直して、置物ですよー、人間じゃありませんよーという振りをしました。

これくらいで許してやる。と言ったのかどうか定かではありませんが、ほどなくスズメバチは飛び去り難を逃れました。でもまた一時間後くらいに通風口を見に来てました。

後でネットで調べたのですが
かのスズメバチは、これから一大王国を繁栄させるために兵隊たちの揺りかごを作る国母様だったようで。
4−5月に活動してるのは女王蜂で、一人で巣を作って、6月には働き蜂となる卵を生むらしいのです。
中に一匹入ったままになってて、もう一匹来たと思ったのは、わたくしめの鈍くささのなせる間違いだったようです。

通風口にえらくご執心だったのは巣を作りかけていたからなんですな。卵も産んであったのかなぁ。
うう、そう思うとすっごく不憫。
共存できる蜂なら縁の下くらい提供するのだけど、スズメバチとは無理だとおもわれ。
幸いにも接近遭遇してしまった女王蜂は攻撃性が薄いらしく、刺されなかったのは女王の慈悲でございました。
なんだかオオスズメバチのような気がする…
黄色いお腹と閉鎖空間に巣をつくるとのことで…。

それにしても賢いです。
巣への入り口が閉ざされたのと、そのへんで作業してる人間との因果関係がちゃんとわかっているとは。
とりあえず難は去りましたが女王は通風口が便利であることを学習したはずだす。
また、こんなのを作りますた。

じゃーん、女王シールド!

デジャブではありません。
スズメガーディアンと同じ素材、鉢底ネット@百均でございます。

通風口を閉めたままだと、土台の木材がピンチになってしまいますゆえに。
今回は苦労することなく、通風口の枠にただはめ込めば良いだけ〜。

ああ、なんで‘すずめ’とつく者には苦労させられるんだろう。

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