2014.08.31
腕時計の遊革が切れたので革ひもを編んで修理してみた
たまにはパソコンから離れて手作り方面の話題でも。
愛用の腕時計の革ベルトのループ部分(遊革)が切れて一年くらい放置してました。定革もへにょへにょで今にも切れそう。
薄い革が二個無くなったくらいであきらめるには愛着があります。
アクセサリー作りに使っている丸革ひもを使ってリペアしました。
200円以内です。
わーい。十分使用できるし、ビーズのおかげでちょっと可愛いような気がします。
最初は革を買って切って輪っか作ろうと思ったのですが、レザークラフトの世界は奥が深すぎました。
1mm厚以下の革を探すのがまず難しい。革はカスタマイズで薄く漉くそうなんです。
ごつい時計だし多少の厚みには目をつぶって1mmの革でいいとしても、輪っかの重なり部分を接着するためには両端を斜めに削いで張り合わせるとか…
敷居高いわー
絶対しょぼい仕上がりになるに違いありません。
その点、革ひもならあんまり難しいことはないです。色が合わんくても質感がちがってもけっこうマッチします。
オリハルコンをつかわない簡単な材料
丸革ひも1mm幅 90cm使用(ベルトの幅2cm 革の厚さは3mm×2の場合)
天然石ビーズ
革ひもは楽天で1m90円でした。ちょっと色味が合いませんが。
逆にまったく違う色の革ひもとか異素材を使ってみるのもイイかもしれない。ビビットなオレンジとか蠟引きひもとか。緊急時?には荷造り用麻ひもとか…
天然石ビーズは6mmのスノーフレークオブシディアンを使用。直感力、決断力を高めますわよ。
ターコイズも良いですが、スノーフレークオブシディアンと革。すんごく合います。
たのしい作り方
ヘンプやコードでアクセサリーを作る人にはおなじみの平編みだけで出来ます。
左の紐から動かしても右からでもどっちから初めてもいいです。途中で左右分かんなくなったら、横のポッチが上に来てる側の紐を動かすです(図丸1’)。
1.
コードをコイル状に3回巻きます。
これが芯紐になります。ひもの左右の両端をここに編み込んでゆくです。
芯紐は1本でも2本でも3本以上でもいいです。数が多いほど幅の広い平編みになります。
裏面が汚くてすまない。
ビーズを使う場合はコードにビーズを通してから巻いて、真ん中のひもに来るように。
画像では角で縛ってますが、縛らないでいきなり平編みをする方がシームレスな仕上がりになります。編み終わってから気付いた。
縛らずに平編みから始める場合は上から革ひもが来てる側から編み始める。縛った場合はどちらからでも大丈夫。
平編みから始める場合、下側から来てるひもをどうすりゃいいんだい?って感じになりますが、こんな感じ。出演くま。
コードはかなり緩めに巻かないとベルトが差し込めなくなるだす。激しく意味がありません。
編み目の重なり分もあるけど革はある程度伸びるので、ベルトを重ねた時上下左右でコードが楽に一本づつ潜れる感じの弛みが要ります。
今回は一周くるっと平編みをしましたが、表面真ん中3目くらいで3本のコードをあえて見せるのもいいかもしれないし、その場合はもっときつく巻いてもいいかもしれない。
2.
編み進めます。
ビーズのとこまできました。
ビーズを巻き込んで平編み
3.
編み終わりはコードを編み目に差し込み引っ張りますよ。二目くらい潜らせるといい感じ。
きっついので抜けません。
4.
ちょっとひっぱりつつカット
5.
でけた!装着!
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