2010.04.14
流儀 font-familyは指定すべきか
先日、WindowsXPにメイリオをインストールしてみたところ、今更ながら目から鱗が落ちたりしました。
Macのフォントに慣れた者としては、メイリオはかなり読みやすいようにも感じ、場合によってアンチエイリアスのボケ具合が焦点が合いにくく目に優しくないような気がしないでも…
って、ことはやっぱり、各人が好きなフォントでブラウズできるよう、font-familyの指定は最小限にすべきなのですな。
いつも、ほぼ機械的に全称セレクタへ、メイリオ、ヒラギノ角ゴ、MSPゴシック、Osaka、と指定していて、今回、全称セレクタの指定を外して見たのです。
そうすると、あたりまえなことに、ブラウザで設定した文字で見えるわけです。
Vista以降の人は見慣れたメイリオで。
XP以前の人は見慣れたMSPゴシックで。
メイリオが気に入った人は、メイリオで。
Macの人はヒラギノ角ゴで。
明朝が好きな人は、明朝で。
へた字とか好きでたまらない特殊なフォントで。
写植見本帳片手に印刷物のデザインをしていたからか、書体の指定をしないのは手抜きのような気がしてならなかったのれす。
なので、今更ながら、各人が好きなフォントで活字を見られるというのは素晴らしいなぁと気付いたというか、老害だったというか。
小さいサイズの明朝の白抜きは読みにくいとか、日本語フォントだと細かい数字の表が崩れるとか、ちょっとこじゃれてワンポイントにcursiveとかに、font-familyの指定をするにとどめておこうっと。