2009.06.01

花も嵐も踏み越えてぇぇ〜

5月31日 午前7時50分。
(書いてる内に明日になってしまいました。ぐずぐず。)

起き抜けからなんとな〜く、すずめの巣が空になっている予感がしました。
孵ってから二週間ぐらい経つだろうと大体の計算はしていたのですが、まあいつ生まれたのかも定かではなく、育ち具合によって誤差もあるだろうし。

先々日あたりから日中餌を運ぶ頻度も落ちてきて、夕方頻繁に来てまとめ食いさせている感じでした。
昨日は一頃に比べて凄く少なかったような。(一日中庭仕事しながら、チラ見してますた。)
なんでも、飛行の為にちょっとダイエットさせるらしい。
そんで、巣立ちは、今日辺りかな〜と。

朝からどんよりと曇り空。ぱらぱらと雨が降ってました。すずめ達の姿もありません。
注意して観察するも巣にやはり気配はなく、心配でそれとなーく庭を見ていたのですが、ヒナの姿は見あたらず声もせず。
以前に一度、ヒナがうろちょろしているのを見たことがあったので、そんな感じで居るだろうと思ったのですが。

顔を洗っている隙に成鳥の警戒の鳴き声が聞こえたので、慌ててベランダに駆けつけると例の猫が獲物を狙う姿勢でオダマキの影に隠れて?いました。
咄嗟に庭に裸足で出ました。
猫はぴゃっと裏の空き地へ逃げて行きましたが、途中で親スズメなのかなぁ、低空で挑発に来たスズメを追いかけて急に方向転換をしました。でも、邪悪な人間の存在を思い出したのか、結局最初の逃走経路へと逃げてゆきました。
空き地を隔てた家の角で立ち止まり、名残惜しそうにこちらを振り返る猫。さらに小石を投げたり…(ご安心を。届く距離ではなかったりw)猫からしたら意味不明の極悪人間でしょうな。
スズメさえ二人の間に立ちふさがらなければ、君とは仲良く出来ただろうが、君とは志を同じくしないんだ許してくれ。

その後も朝食をとりながら眺めていたところ、バードテーブルに二匹のスズメご来客。
先日、「すずめに」と消費の切れた雑穀米をもらったので適当に撒いて置いたのでした。庭作業中、誤ってぶった切ったミミズの下半分とか、白い芋虫とかも乗せてあったり…それは、昨日中に親スズメにゲットされてましたが。

鳥の落とし物から勝手に生えてきた訳のわからない蔓の葉に邪魔されてよく見えなかったけど、何となく一方のスズメの動作が頼りなく感じました。
一匹が飛び去っても、餌を拾って食べるでもなくぽかーんとバードテーブルに残っていたり。
大人のスズメだと、餌を食べてしまえばぐずぐずと居残ることはしないです。
そのうちに、2mくらい離れたヒバの木に飛び移ってゆき、少し経ってもう一匹が飛んでいった方向へ飛んでいってしまいました。

あんなにとべるんだから巣立ちビナじゃないだろう。
がっかーり。
そう思っていたんです。

飛んでいった方向は室内からは死角。
でも、そう遠くまでは飛んでいってなかったんです。

一日でもスズメ見てられるくらいでしたが、仕事で出かけなければならず車庫へ向かう途中。
庭の端に植えてあるライラックの枝の奥、私の目線の高さに

いました。子すずめ。

お母さんに餌をもらう(お父さん?)黄色い嘴の子すずめがぁぁぁぁぁぁっっっっ!いたっ!いましたっ!!
お母さんが飛んでいった後もぽかーんと私の顔を見てました。
携帯を手に持っていたのですが、写メなど思いも付きませんでした。

親を警戒させたらやばいと思い、速やかにその場を離れました。親は連日庭に入り浸っていた私の存在には慣れているようですが、巣立ちビナを前にはかなりストレスになるでしょう。
でも車は出さねばならんので、ものすっごく気を遣って出来るだけ静かにシャッターを上げました。
いや〜よかった。よかった。
少なくとも午前8時半には自分の翼を使って飛べていたなんて感無量です。

空が明るくなってすぐに巣立ったのでしょうか。
その頃はまだ悪い猫wもお家で寝ていただろうし。
今日は余り暖かく無く、雨がずっと降っていて今どこで寝てるのかなーとか心配は尽きませんが、とりあえず猫はクリア。あー本当によかった。

強く生きろよー!

蛇足ですが。
水出し正露丸@ペットボトル。猫よけに効いているようです。猫は巡回経路を変えました。
でも完全に猫を追い払おうとすると、一体どんだけペットボトルを置かねばならんのかw
その点からは、効果は微妙?でありますが、一応ご報告。

2009.05.26

殺人的かわゆさ

冬期、ハウスの中に放置して置いてあったスチロールのトロ箱から拾いました。

何このかわいい生物。

何このかわいいタレ耳ならぬ触覚。
お顔がありえないくらいぷりちぃなんですけど。
たぶん去年の秋、冷え込んできた頃。熱を含んだ暖かいスチロールで暖をとっていて、そのまま死んだんじゃないかと…

さて、問題は誰なのかです。
嘴とか尻とか、そこはかとなくキラーな臭いが…

う〜ん、横から見てもかわゆらしさ満点。

ググってみました。
クロスズメバチですかね?
先日からネタかと思うほどスズメバチ付いている訳ですが…
小さいです。ミツバチよりも大きいけど、一回りは大きくない感じです。
クロスズメバチ、
殆ど攻撃性はないようで、おそわれるのは巣、個体共に、異常接近した時くらいのようです。
そりゃそうだろう。
こんなにかわゆらしいんだもの(違)。
死骸は撮影した後、ミニトマトの鉢にポイしましたが、肉食だったので供養にはなりませんでした。

2009.05.25

ホヤホヤ


Hoya Kerrii
ちょっと一番綺麗な頃を取り逃してしまいました。もう花も終わりの頃。
これもガガイモ科の植物です。和名はサクラランのケリーですだ。
このケリーの葉はラブラブハートとかいう名前で流通しているものと同様ハート型ですが、ラブハよりも肉薄だす。
割と場所取り。茎をアーチ型に誘引する予定でしたが、花が付いたのでここでこの茎の成長はストップです。
伸びてからアーチにすればいいやーと思っていましたが、茎にはあまり柔軟性がないので、最初っから支柱を立てて伸び次第くくりつけていった方がよかったようです。
花は毎回、同じ茎の同じ所、花座と呼んで差し支えないんですかね?そっから咲きます。


テーブルがとっちらかっているのと、チランジアは気にしないでください。
あと、葉っぱにホコリがたかってるのも気にしないでください。


しべっぽい所に付いている茶褐色の丸いモノは蜜です。舐めたら甘かったっす。
マクロ撮影で寄りすぎてレンズに付着してしまいました。
全然撮れてませんが、花びらは肉厚のケバケバとしたビロード状をしており私的萌えどころです。

2009.05.25

女王との攻防

今日も今日とて、庭仕事。
と思ったら日付が変わり、もう昨日になっておりました。
昨日の庭仕事は…

ピーマン、ししとう、唐辛子を定植。
勝手に生えてきたヒマワリとカボチャの芽を移植。
ジャガ種イモを植え付けし、腰を痛めたので
家族が買って来て放置してあった花の苗を大体のプランターがツートンカラーになるというセンスの欠片もない感じに定植

してる最中にですよ。

見てしまったんです。

縁の下の通風口に

スズメバチが入って行くところを!!!

うひょーっ!
これはまずいっと思い、思案の末通風口を閉じました。
思案の末がそれかとも思いますが、殺戮昆虫を前に他に何ができるかと言うと…なにも思いつかんっす。

一匹中に入ったままになってるはずだけど、許してくれ。スズメバチよ。先住者は住人の命と権利を守らねばならんのだす。鬼になるだす。
と作業を続けていると、またスズメバチがやって来ました。

すんごい困ってました。
スズメバチ。
30分くらい、通風口のシャッターと戦ってました。
こっから入れたはずなんだけど。って具合にウロウロ。凄く不憫。

早く諦めてくんないかな〜と、のんきに2mくらい離れたところで作業続行してましたら
怒りの抗議されてしまいました。

おまえが閉めたのかぁぁぁっ!

てな具合に頭の回りをブンブン。
まずいことに黒いキャップを被っておりまして…走って逃げようにも頭の回りを旋回されてるんで、とりあえず硬直して、置物ですよー、人間じゃありませんよーという振りをしました。

これくらいで許してやる。と言ったのかどうか定かではありませんが、ほどなくスズメバチは飛び去り難を逃れました。でもまた一時間後くらいに通風口を見に来てました。

後でネットで調べたのですが
かのスズメバチは、これから一大王国を繁栄させるために兵隊たちの揺りかごを作る国母様だったようで。
4−5月に活動してるのは女王蜂で、一人で巣を作って、6月には働き蜂となる卵を生むらしいのです。
中に一匹入ったままになってて、もう一匹来たと思ったのは、わたくしめの鈍くささのなせる間違いだったようです。

通風口にえらくご執心だったのは巣を作りかけていたからなんですな。卵も産んであったのかなぁ。
うう、そう思うとすっごく不憫。
共存できる蜂なら縁の下くらい提供するのだけど、スズメバチとは無理だとおもわれ。
幸いにも接近遭遇してしまった女王蜂は攻撃性が薄いらしく、刺されなかったのは女王の慈悲でございました。
なんだかオオスズメバチのような気がする…
黄色いお腹と閉鎖空間に巣をつくるとのことで…。

それにしても賢いです。
巣への入り口が閉ざされたのと、そのへんで作業してる人間との因果関係がちゃんとわかっているとは。
とりあえず難は去りましたが女王は通風口が便利であることを学習したはずだす。
また、こんなのを作りますた。

じゃーん、女王シールド!

デジャブではありません。
スズメガーディアンと同じ素材、鉢底ネット@百均でございます。

通風口を閉めたままだと、土台の木材がピンチになってしまいますゆえに。
今回は苦労することなく、通風口の枠にただはめ込めば良いだけ〜。

ああ、なんで‘すずめ’とつく者には苦労させられるんだろう。

2009.05.23

育ってる

気がかりでしかたありません(´д`)
どうしてニフの顔文字は2ちゃん仕様なのでしょうか…

ん、ではなく!
我が家の屋根に営巣してるスズメの雛のことが気になって気になって。
今春は丸裸でピンクでぬらりひょんみたいな雛が落ちてくることはとりあえず無かったので良しです。

孵ってからだいたい一週間が経ちました。
昨日の夕方6時頃。
余り鳴き声も聞こえないし、聞こえたと思ったらか細いし、親も餌を運んで来ないので、ひじょーに心配しました。
良く考えたら、天気が悪く普段より暗かったんで、もう寝てたんでしょうね。
いらん心配でした。

今朝は早くから、夕方遅くまで、お父さん、お母さんが、一生懸命餌を運んでましたです。
雛もちょっと賢くなったようで、無駄に鳴かなくなりますた。
数日前までは「ひよひよひよひよひよひよ」という声が聞こえてたのですが、本日は
「ぴぎょぴぎょ……ぴぎょ……(しーん)」
くらいです。ムダに鳴くとはらへる(゚Д゚)を学習したのかもしれない。
ただ、親鳥が来た時の騒ぎはハンパないです。
「ぴぎょびぎょぉ!ぴぎょぴ!ぴぎょっ!ぴぎょっ!」
という感じです。

しっかし、何匹いるんだろう…。
そんで、どれくらいになっているんだろう。

こんぐらいだろうか。

まあ、今時分人間に出来ることはなにもないので、落ちてこないことを祈るばかりです。

心配なのは、巣立ちの時。
なぜならば、近所の猫が狙っているのだすっヽ(#゚Д゚)ノ
「じじじじじっじじっ!」
という親、または他人の警戒の鳴き声で外を見ると
こう、巣の下にお座りして、じっと上を見上げている訳で…
この猫は悪いやつwで、ハウスのホウレンソウ用地を掘り返したり、トマトの畝にウンコを隠してくれたり、そこまでは大目に見ますが、カワイイこともないことはないですが、スズメだけは許さんのです。

こちらのサイトさんによると
スズメの雛は約二週間で巣立ちをするそうで
だいたい午前中に巣立ち
その日の午後とか、翌日には30-40cmは飛べるようになるらしいだす。
あと、一週間くらい。
猫に弄ばれないようなにか手段を講じなくてはなりますまい。
手軽に出来るのは、威嚇と臭いで猫よけ。
すでに姿を見る度に「あわわわわぁ〜っ」などと奇声を発しながら、両手を掲げヒラヒラしながら駆け寄るという謎の動作で嫌がられておりますが、それだけでは生ぬるい。

明日は早速、亡き父の残してくれた年代物の正露丸と水をペットボトルに入れ、各所に設置する予定だす。効くのかほんまに〜。
あと考えているのは避難場所的な何かが在れば…と。
去年の密植しすぎて失敗したミニな筈がでかいヒマワリ林は効果的だったなぁ。
でもまだ、花草が生い茂る時期ではない訳で…
大きい鉢と片づける予定だった資材を何カ所かに固めて猫の入れない隙間を作りますかねぇ。
発砲スチロール箱に穴を開けて伏せておくとか…ナメクジの温床になりそうだけど。

夏に生まれる子達の為に、今年も無駄なヒマワリ林を作ることに決めました。
うう…茎殻が堅くて土にも帰らんし、捨てるにも大量だしで、泣くことになったあの、ヒマワリ林を!
ただ、種がスズメや誰かの餌になってたのは良かったですが。
こうなったら朝顔もごしゃごしゃに植えてやる。幸いアーリーヘブンリーブルーの種は大量に確保してあるわけで。
庭、風情のないジャングル化計画発動ですわ。とほー。
あ、あと巣立ち雛、拾うの止めてくだされ。管理人からのお願い。

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