2013.11.20

PhotoShopモニタ校正でsRGB変換シミュ(え?いまさら?)

わしはバカでした。マニュアル読めばいいのにー

PhotoShopにはモニタプルーフがありとても便利です。
”表示”>”色の校正”で”校正設定”で選んだ”CMYK”とか”インターネット標準RGB”などが表示できるアレです。
私は混乱しておりました。
CMYKは大丈夫なんですが、”インターネット標準RGB”がなんでこの色になるさーっ!と。

下の画像はAdobeRGBのデータを校正設定の”インターネット標準RGB”で表示したものです。

毒キノコ

毒キノコ

これって”プロファイルの変換”のsRGBプレビューではないんですね。

モニタデバイスの場合、カラーマネジメントしないソフトがどのように表示するかのエミュなんですね。
RGB値を保持したまま表示して見せてくれているんですね…。知らんかった。
てっきりCMYKの校正と同じく変換ありなんだと思ってました。

モニタの機能も便利だけども人間てやつは…

広色域のモニタEIZOのSX2262wをつこうとります。
メーカー純正のEasyPIXでキャリブレートしております。
EasyPIXは色再現域とやらをsRGBにもできるので、web用の部品などはなるべくsRGBで見て作ってますが、イラストとなると色々とめんどくさい。
でた、めんどくさい。
別にめんどくさくないんですよ、EasyPIXは3つ設定を保存できますから。用途に合わせて設定を切り替えればいいんです。
でも忘れます。

sRGBの色域のままにして忘れてたりします。

モニタを切り替えるのを忘れたりしてsRGBの色域のままAdobeRGB設定で描いちゃうと割とダメージを受けます。
Painterのカラー設定は常にAdobeRGBにセットしています。Painterで描いた物に限らずPhotoshopで調整するときはweb用だろうとなんだろうとその画像が持っているカラープロファイルを維持したまま開くようにしているので傷は浅い…、PhotoShopでsRGBに変換しなおしたり、色補正すればいい…だけ…うう。

イラストはAdobeRGBで描きたいのよ

モニタの色域をその都度切り替えたり、Painterのカラー設定をsRGBに変えたりするのはとてもめんどくさいですし、上記のような忘却の彼方からカラー環境の取り違えが起こったりします。
WEB用にバリバリ使わない時は、モニタをなるべくAdobeRGBの色域にして置きたいような気がしてきました。

AdobeRGBのプロファイルで制作したイラストや画像はWEBで公開する時には必ず”カラープロファイルの変換”や”WEB用に保存”でsRGBに【変換】してます。
AdobeRGBで運用するとこの、PhotoShopでsRGBに変換した時の色味を確認する手だてがめんどくさいわけで。
”カラープロファイルの変換”のプレビューにチェックをつければ見えますが、メニューから選択しダイアログボックスを出すのがめんどくさいです。
”WEB用に保存”も同様、気に入らなかったらキャンセルで画面に戻らねばなりませんからーあーめんどくさい。
やっぱり”色の校正”でsRGBに変換したシミュレートができれば一番いいような気がします。

簡単にできるのね

”校正設定”の”カスタム”でsRGBを選択して”RGB値を保持”のチェックボックスを外し”保存”ボタンを押して適当な名前を付けて保存するだけで実現できます。
ph_color_custom
※カスタム校正条件のところのsRGB変換というのは保存の時に付けた名前なので気にしないでください。好きな名前を付けてください。
マッチング方式は”カラー設定”と同じに(知覚的にしてます)。
⌘Yで何時でもsRGB変換のシミュレーションがしたい放題です。
ph_color_custom2
あーめんどくさいくない。よかったよかった。

2013.10.22

ふぉんとノ圧倒的ナル質量

aasoukai
貧乏でフォントも貧しいのでフォントパック集を導入してみようかと……
今の世の中…うっ、OpenTypeの安価なパック集ってないんだすね( ´・ω・)
今まで、ダイナフォントの”OpenType100”とかにずいぶんお世話になってきたんですけど。

しかし今やTrueType fontも進化していることだろう!ということでOpenTypeにこだわらず
FONT x FAN HYBRID 2“を導入してみました。
フォントパッケージ 12,000書体収録 日本語総合フォント740書体収録…どう考えてもそんなに要らないのですが、typec4のビオゴやユニバーサルシリーズが使い勝手よさそうだったのと、クリエイター系の書体が充実していたのと、os9にもインストールできるのと、他になぜか選択肢が余り無かった。

圧倒的ナル質量二身動トレズ

まずはインストールなんですが、12,740フォントの沼にズブズブとダイブしてしまいました。危険です。
おなじみFontBookを使ってインストールしたのですが、全てのフォントをインストロールするという愚行を冒したのです。
圧倒的フォント数を前に、FontBookは無力です。
フォントスキーではないので、とりあえず英文書体は使用停止にして、後で見本みて”使用”にすればいいやと軽く考えて、使用停止を試みたんですが、
なに…この苦行。
FontBookはまともに動きません。レインボーカーソルくるくるの刑です。
そしてadobe関連のフォントを使用するアプリの起動にも時間がかかってしまうの刑をダブルで処されます。
消そう…いちど、全部消そう…とユーザー→ライブラリ→Fontと辿り、中を見て愕然とする訳です。
わーい!元から入れていたフォントとFont x Fan2で入ったフォントの見分けが全く付かなーい\(・ω・´)/

結局インストールする前にタイムマシーンでさかのぼってFontフォルダを復元いたしました。
…タイムマシーンを導入していて良かったとこの時ほど思ったことはありませんでした。
良い子は横着しない。約束だよ!
とりあえず日本語書体だけ突っ込んで、欧文数字クリエイター書体なんかは必要に応じて追加するのがいいのですかねぇ。

Font Bookを使ってのインストール注意点

Font Bookで[ファイル]→[フォントを追加] でフォルダに対して[開く]ボタンをクリックしちゃうと、全てのフォントがフォルダ分けされずにインストールされてしまうので要注意です。
私はこれdvdの最上層のファイルにたいしてやっちまったもんで、12,740書体全部インストールとなってしまいました。
フォントファイルに個々に対してか、小さいくくりのフォルダでちまちま[フォントを追加]をお勧めします。
Fontフォルダ内でフォルダ分けしたい場合はFontBookを使わずに、
Finder→[移動]→optionキー押して[ライブラリ]表示→[Font]フォルダを開いて、DVDからドラッグドロップが後々楽なんじゃないかと。
Font Bookの"コレクション"でカテゴライズできますが、Font Bookが重すぎて使い物にならないという…なんか違う管理ソフト使った方がよさげです。

忘却の彼方へ

そんなこんなを乗り越えて楽しくFont x Fan2収録の書体を使っているのです。
私の仕事形態だとほとんど文字のアウトラインを取って入校なので問題はあんまりないです。
ただ、忘れてた。平成シリーズ信者の存在を。自分も割と慣れ親しんでいるので好きな書体ですし、ないと寂しい。
平成シリーズ搭載の古いマシーンがまだ現役なのでやりようはあるのですが、メインマシーンで作業できないのも辛いところ。DynaFont TypeMuseum 5700なんてのもありますが。

勝手な総評

たぶんFont x Fan2の書体の方が今風におしゃれなんじゃないかと…コテコテの書体とかもあんまないし。ビジュアルに使う書体にはFont x Fan2収録の書体はすごく便利な予感ですよ。筆書のバリエーションも充実してますし。ただ、惜しむらくは明朝系が寂しいかな。
Font x Fan2とDynaFont TypeMuseum 5700。両方あるとベターとも言えますが、どっちかの書体で代用は充分効きますし、特定の書体が欲しいなら入っているどっちか一方買っとけばいいような気は激しくします。
自分はDynaFont TypeMuseum 5700も買う事になりそうですがw
(平成角ゴを使うより、可読性の高いユニバーサル系の新しいゴシックを使う方がアリな気がしないでもないなぁ) oO(・ω・
)

2013.07.22

AptanaをアップデートするとエラーでないけどFTP同期が沈黙

Aptana Studio 3.4.1にアップデートしても不具合なく暮らしていたのですが、久々にサイトを更新しようとしてふと気付いた。
うおーん(´・ω・)同期ができんわさー。
上下矢印のシンクロナイズドボタンを押せどくらせど、なにも反応がありません。
普段ならボタンを押す同期化のウィンドウがでるのですが、スカスカ。
もうこれ以上ないくらいスカスカ。

セキュリティソフトを変えたのでそのせいかとか、鯖側でなにか設定が変わったのかとか。
(でも、アップロード・ダウンロードは出来るんだよね。あんまファイアウォールとか設定とか関係ない予感は薄々してた。)
色々したあげく10日ほど悩んで、あきらめて、別の事で例のクリーンオプション起動したらあっさり治りました。

ついでに、機能として無くなった!おおーん(´・ω・)と思っていた、ファイル右クリックからの”名前変更”もちゃんとあって復活しました。
何もなくともアップデート後にはクリーンオプション。うがー(`・ω・´)

2013.07.07

Filter 新譜を聴いた〜

6月4日にFilterが3年ぶりに新しいアルバム”The Sun Comes Out Tonight”をリリースしたので早速聴いてみました。

初めて聴いた感じでは、うぼ?(´・ω・)あれ〜
一曲目のWe Hate It When You Get....は凄いかっこいくて、つかみはバッチリですがちょっとショックを受けただす。
OじろーがFilterに求めているものがリチャードの歌唱力なので、声にエフェクトがかかっているのに不満を覚える。
しかし、We Hate It When You Get....は、リフもなにもかもかもかっこいい。ヴォーカルも素材のうちという感じですかね。
どちらかというとボーカルを全面に押した前作までのが好きですが、気持ちのいい無機質ではあります。Filter特有の浮遊感は増してるかな。

3曲目にアコギが来て、お!っと思いましたが、うぼ?(・ω・´)あ、あざとい。
どれくらいかというとTake A Pictureくらいw
おまいらこんなん好きでしょ?ね?ね?って感じがします。
好きだよ…ばかっ!
Take A Picture イントロを思い出す曲も入ってるね First You Break It こっちのが好きかな。

タイトル曲のWatch The Sun Come Out Tonight は凄い完成度。
やばい、なんて言ったらいいのかわからない。
しかし、Oじろーは中二病なので、次ぎのIt’s Got To Be Right Now が疾走感!って感じで好きだす。
Burn It が嫌いw 頭の中で勝手にリピートする系なのでw 初めて聴いた日の夢でもリピートしたっす。
Take That Knife Out Of My Back もリピート系だw やwばwい うは。嫌いwと思っても気になるってことなので癖になるだよね。

結論、どの曲も聞き流せない力の入ったというか凝りまくったアルバムだと思います。
スルメかなぁ どうなんだろう。
好きか嫌いか言われたら、今回も大好きだああああ!という洗脳ぶりですが、Oじろーにはすんなりとは入ってこないアルバムでした。
前作のThe Trouble With With Angels のボーナスに入っていたShot From The Sunが凄く気に入っていたんだけど、このテイストがどっか元にあるのかなという感じもさせつつ、ちょっとファーストやセカンドアルバムの若かりし頃も意識してたりするのかそういう雰囲気の曲もあり、っていうか過去の全アルバムの雰囲気を全部詰め込んだ感じがあるんですよね。The Trouble With…はコンセプトに基づいて作られたアルバムって感じが強かっただけに。
この人は天才だ。カリスマではないかもしれないけど。
大丈夫かリチャード。老成するには早いよ。

蛇足、iTunesのジャンル分けがMetalでちょっとおお?(´・ω・`)と思うのです。

2013.06.29

Painter12 クローンでトレス

手書きで下書きをしない時、キャンバスに殴り書きから始めるのですが、要らない線を消してゆくのがちょっと面倒くさ。
Painterにはトレスのモードがあったような…クラッシックでオニオンスキンとかいってそんなの使ったような気がします。
いや、あるんです。その名もクローン。「トレーシングペーパーを有効にする」というそのものの機能もある。
勉強がてらちょっと触ってみることにしました。
しばらく更新していなかったさわやかまみれの帯を材料にしてみることに。さてさて…

ところで、クローンってなんの機能なのさ?スタンプツールかなんか?

ヘルプを起動すると『イメージとクローン作成と採取』という項目が28ページにも渡りあり、すっかり気分は萎えます。
ざっと読んでみるとクローンとは、元画像とは別の新たなファイルに画像をコントロールしながら取り込む機能のようです。
写真を絵画風にするとか、色を拾うとかありますが、今回はトレースにだけに焦点を合わせておこう…

さっそくトレーシングペーパーを有効にしてみる。

今回はこの下書き。Painterの鉛筆>シャープペンシルで殴り書きから起こしたものです。

ラフな線を消すのめんどくせぃ

ラフな線を消すのめんどくせぃ

ぐりぐりに線が重なっているので、主線を成形しつつ余分な線を消しゴムで消してゆくのが大変に面倒。
新たに要る線をトレスした方が速いんじゃね?って事になります。

そこで、今開いている画像のメニューから「ファイル」→クローンを選択します。
同じ内容の名称未設定の新しい書類が開きます。
painterjune_torepe
ここが落とし穴なんですが、いきなりトレーシングペーパーを有効にしても何も変化がありません。
キャンバスには元画像も複製されています。まずこれを消さないとなりません。
⌘Aで全選択してdeleteキーで消去。
トレーシングペーパーを有効にするとソースとして埋め込まれた半透明の元画像が現れます。

消したり、有効にしたりの手順が面倒です。実は…

メニューのクローンの上にあるクイッククローンを選択することですべての手順が省略できます。

なんだよ、はじめっからこうしてくださいよ。という感じですがPainter12からの機能のようです…。
クイッククローンは「環境設定」>「クイッククローン」で好みの設定ができます。元ファイルを閉じないとか、ブラシはどうするのかとか。
一度自分好みにカスタマイズしてしまえば、もう面倒なことはしないでラッキー☆

おまけ 線入れの前にクローンブラシ

トレースすると元の画のニュアンスというか魂というか、そんなのが消えてしまうことが自分にはよくあります…
painter_trace1
試しにデフォルトブラシサイズを変えただけの竹ペンで描いてみました。
私の場合、どうも筆圧が均一になってしまう。心理的な物なのかなんなのか正確に写そうとして面白みが無くなってしまうようです。
右のひよこ兄が直接トレスした物。左のひよこ兄は今回、おっ!と思った方法でトレスした物です。
私としては左側のひよこ兄には下書きの魂もトレスできたような気がする〜
行程は一個増えてしまいますが鉛筆描きにペン入れ感覚で線を起こせます。

クローンを使ってトレーシングペーパーを有効にするところまで前述と同じです。
その後、キャンバスかレイヤーにクローンツールのブラシモードを使いトレスします。
painter_trace3_
なんか色々と試したいのですが、とりあえずデフォルトで選択されている「ブリスルブラシクローン」のブラシサイズを小さくしたものを使って下絵の必要な線をトレスしました。新たに線を描く訳ではなく下絵の線が転写されます。不透明度を調整すると本描きの線に影響しなくていいかもしれないですな。
painter_trace2
トレスした線の上から普通にペン入れ。
アナログ手法でトレペの裏を鉛筆で塗りつぶして転写する感じですかね。そしてその後、ペン入れしますもんね。手法は同じかもしれんです。
なぜ、こうすることでこうなるのか自分の心理がさっぱり分かりません。別レイヤーにトレスするのといったい何が違うんだろう???でも、自分には大変有効な気がします。
そうだ!クローンツールのブラシ設定を詰めることで、主線をクローンのみで描きだす事も可能かもしれんですね。
でも今日はここまで、頭が爆発しちゃうからね(´・ω・`)

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