2011.11.05

ローズマリー軟膏使用感

先日、作ったローズマリー軟膏を使用してみました。
できた軟膏はエタノールが巧く飛んでくれたようで、ローズマリーの良い匂いがします。美味しそうです。

顔に塗ると、ほどよい熱感があり思わず「うひょう!」とはしゃぐことしばし…
いやぁー、やっぱりワセリンはこってりですなぁ。
伝統的にメンソレータムには信頼を置いていたOじろーにも顔全体に塗るのはちょっときついっす。
なので、顔用に作っておいたシアバターと蜜蝋ちょっぴりのバーム(軟膏)と手のひらでブレンドして使用することにしました。
これなら、夜と昼とで配合を変えればなんとかなる。と思ったのですが甘かった。
恐るべしワセリン。
当面、夜とすっぴんでいい日の使用に限られそうです。
しかし!
北国の冬。温風などという生やさしい暖房ではなく、直火、直熱風に晒される肌には、ワセリンはちょうどよい保護膜になりそうです。愛用することにしました。

ついでに今回作った【ローズマリー軟膏】について
ローズマリーチンキ  20cc 小さじ4
 ローズマリー 10g
 無水エタノール 50cc で2週間抽出を使用
白色ワセリン 20cc 小さじ4

チンキの量は通常より倍の濃度にしてみた。通常は1:2くらいの割合。
ワセリンは大洋製薬のペトロリュームジェリーHG
製法に酸処理を使わないそうでなんとなく良く判らないが良さげ。コスト重視。

チンキを濾していると端からエタノールが飛んでいく。残ったローズマリー成分は水では洗い流せない。ビーカーと計量スプーンと零したトレイがザラザラかぴかぴになってしまいますた。
このかぴかぴに重要な成分のウルソール酸が入ってるんだろうか〜。そりとも、アルコールで抽出された成分は他のハーブもこうなるんだろうか。
消毒用70%くらいのアルコールで洗浄除去できました。

鍋に底がはまり込むサイズのステンレスボウルで湯煎。
エタノールに引火するので、火を止めて窓全開換気しての作業になり、寒い。
お湯を温めなおすこと3回。
エタノールが気化するふつふつーという泡が出なくなるまでかき混ぜ。
粗熱が取れたさらさらの状態で、練らずに容器に流し込み完成。

とりあえず冬の乾燥に一役買う逸品になりそうです。ローズマリーというプラシーボが重要。ワセリンだけでは塗ろうと思わないしw
シワが消えたら御の字です。

2011.11.04

SX2262W本体のUser1とは…

パソコンを三台接続してやっと気がつきました。

モニタ本体のボタンを押して出てくるmodeメニューの
1-User1
2-User2
3-User3
ってのは、ポートのことかぁっ!

それぞれ
DVI-1
DVI-2
DisplayPort
が割り当てられておりました…カスタマイズに割り当てるのかと思ってた。うっ。

2011.11.04

最近はまっていること

なんだか知らないけど、最近アロマテラピーとか手作り化粧品に嵌ってしまいました。

ことの始まりは髪の毛の痛み。
親父が呆れるほど早く白髪になっていたので、危惧していたら遺伝子は見事、私にも白髪を伝えやがりました。
そんで染めるんですね。美容室が苦手なんで自宅で。
痛むは痛む。
特に手軽な泡の白髪染めが髪の毛を痛めつける。

この辺は、クリームタイプのものに変えることで軽減されましたが、なにか髪の毛に良いことをしようと思っていたところアレッポ石けんというのに巡り会いました。
なにやら、これでシャンプーするとイイらしいということで、石けんシャンプーにトライ。
石けんシャンプー、使い初めは泣くと聞いていましたが、割と平気でした。
髪質はへにょへにょの猫っ毛(やっぱり父遺伝)で、悩みの一つでした。その髪に張りというかコシがでたのと、耳の中の油っぽさが全く無くなったのに気をよくして続けることにしました。
いつも耳に水ががっつり入るんですよ。そんで耳の中も普通のシャンプー、リンスの成分でしっとりしてたと思われます。久々に乾性の耳垢になりました。汚くてごめん。

同時に石けんでアルカリ性になった髪を酸性で中和するリンスをクエン酸で作りました。
そこでエッセンシャルオイルが登場してしまいました。
一気に嵌る要因がここに潜んでおりました。
それからというもの、手持ちの無香料化粧水にエッセンシャルオイルを投入

シアバターと蜜蝋でヘアワックスと顔用軟膏を作成

ハーブチンキという物を知り、早速仕込み
ハーブチンキ、ウォッカを使った。もう飲みたい。... on Twitpic

フライングしてチンキを使い寝癖治しを作成

ネットで話題のローズマリー軟膏をチンキで余っていたローズマリーを利用して作成
ローズマリー軟膏作った。うぐいす色?ミリタリーオリーブだな、こりゃ…... on Twitpic

素材の個人輸入を計画 ←いまここ。
もはや何をしたいのか判らなくなってきました( ^ω^)?
とりあえず、仕込んだチンキができあがるので純正手作り化粧水を作る予定です。

2011.10.21

ご無沙汰!

やっとディスク周りというかパソコン環境が落ち着いたのでひさびさーにブログを書きます。

モニタを新調した所から勢いがついたのか、Macminiをぽちり、何故かアロマテラピーに嵌る←いまここ

miniのセッティング、なーんも難しいことはないのですが、アマゾンで頼んでいたキーボードがなかなか来くて、やる気を削いでました。
それまでは、Teleport ちゅー優れソフトで凌いでおりました。メインのディスプレイさえ休んでくれるならかなり使い勝手の良いソフトなのですが、やっぱりキーボード買いました。Apple storeで。

空しく持っていたキーボード保護シールも貼り、Macminiを使い倒そうという気概が沸いてくるというものです。って、iMacも現役ですよ。
twitterではぼちぼち実況していたのですが、色んな苦労を最早忘れました。
メモリも8GBに交換したし、キャリブレーションも取りました。イラレとフォトショもiMacのDVDドライブからインストールしたし。
あ、セキュリティソフトも使用期限が近づいたので最新バージョンにアップしたら、ちょうど販売会社がサーバを移行しててトラブったりしました。ウケる。
ごっちゃごっちゃにしていた配線も取り回し、机周りも掃除したし、これで集中して制作に取りかかれます。
がんばります。

2011.08.18

カラーマネジメント復習とFirefox5,6

Firefox9についてはこちら最新記事をどぞー。

SX2262を使い始めて数週間。
広色域モニタについて、色が彩度の高いハデハデ表示になってしまうという問題をよく耳にしていました。
OじろーはMacでSafariを使っているので大した弊害もないのですが、ん?と思うこともあり、広色域について復習してみようと思います。

パソコンが色を表す際に使う赤・緑・青(RGB)の0〜255で表される数値は、それぞれの色空間(色域・カラースペース)に対して相対的である。

巧い例えじゃないですが、大と小の方眼用紙が2枚あって、マス目の数だけは同じ。両方の用紙の下から2マス、右から5マス目を塗りつぶして、右下の角を合わせて大小の方眼用紙を重ねても、塗りつぶしたマス目がぴったり重なることは無いっすよね。
※黒(0 0 0)と白(255 255 255)はsRGBとAdobeRGB同じです。例えでは便宜上右下の角。
マス目の位置(RGBの数値)は同じでも、用紙の大きさ(色空間)が違う方眼用紙 大(AdobeRGB)と小(sRGB)では基準点からの距離は違う(違う色)。
sRGBの R230 G35 B35 の赤と 同じ数値のAdobeRGBの赤は 同じ赤ではない。ということになります。

そこで、どんな環境でも同じ色でみれたらいいよねーという仕組みが必要になります。
カラーマネジメントシステム(CMS)というのが、その仕組みです。
相対的な数値(RGB)を絶対的な数値(Lab)に変換して、それぞれのデバイスの特性に合わせたRGBに変換します。
各デバイスやファイルなどの色に関する情報はカラープロファイルに書かれており、カラーマネジメントシステムはカラープロファイルを元に色を変換します。
Macでは意識せずにOSレベルでカラーマネジメントシステム ColorSyncが働いております。
広色域モニタであっても、画像にカラープロファイルが付いていればsRGBの色空間で表示されます。

Windowのことは良くわからないので、又聞きと数少ない記憶でしか復習できませんが、XPを余所で使った時は確かこんな感じだったかと。
広色域モニタを使うなら、モニタプロファイルを用意しコントロールパネルで設定の上、独自のカラーマネジメントが働くPhotoshopやSafariなどのアプリケーションを使う。
アプリがカラマネ対応でない場合、正しい色合いではみられない。
Vistaからカラーマネジメントシステム Windows Color System が搭載されだいぶ改善された模様。しかし、上記のXPのようにコンパネの色の管理でモニタのプロファイルを指定しないことには、その恩恵には与れないらしい。

カラーマネジメントに関してはWindows派の人たちからうらやましがられがちのMacですが、実はMacでも広色域モニタのハデハデ現象が起こります。

◆カラープロファイルのない画像

Macでは、広色域モニタで「sRGBのカラースペースで制作されたカラープロファイルのない画像」はハデハデ。
当然です。カラープロファイルがないんですから。モニタプロファイルで表示されます。

◆カラープロファイルの付けようのないHTMLタグやCSSでのcolor指定

HTMLタグやCSSで指定した文字色、背景色はハデハデ。color: red;とか目が痛いのです!!数値がsRGBで定義されているからですね。
SafariはHTMLタグやCSSはカラーマネジメントしません。
Firefoxは3.5以降、デフォルトではHTMLタグやCSSはカラーマネジメントしませんが、隠れ設定でカラマネのモードを切り替えられます。
(やり方はabout:configのキーワードあたりでググってみて下さい)
about:config→gfx.color_management.mode で整数値を1にするとプロファイルのない画像とHTMLタグ、CSSで指定したカラーをsRGBとしてマネージメントする。

CSS3 colorの勧告案にカラープロファイルプロパティがあるのですが、近い未来?、ブラウザが対応してくれさえすれば、要素や画像に対してプロファイルを指定できるようになるかもしれません。そうなるとちょー便利ですね。画像もプロファイル無しで軽くできますし。

◆カラーマネジメントに対応していないアプリケーション

OSレベルでカラーマネジメントしているMacでも、アプリケーションがColorSyncへ色の情報を渡す術を持っていないとどうにもなりません。
Chrome はカラーマネジメント対応ではありませんでハデハデ。
Firefoxはカラーマネジメントができるブラウザとして重宝されておりましたが、現在3.51~6までのバージョンで ICC V4のプロファイルが埋め込まれた画像はカラーマネジメントされません。
Firefox3.5までは ICC V4に対応していたのですが、3.51以降は ICC V2までしか対応しなくなりました。
広色域モニタでのFirefox5&6がカラーマネジメントされないのは、画像自体がV4非対応のせいかと思っていたのですが間違いでした。お詫びして訂正します。

おまけ:広色域モニタでFirefox5&6でカラマネが効いてない?

上記でお詫びして訂正した件です。最初に掲載したものが誤った知識によりグダグダだったので、この記事自体を書き直させて戴きました。
私の環境では、広色域モニタでFirefox5〜6を使用した時、カラープロファイルが埋め込まれた画像がハデハデになってしまっていました。sRGBを広色域モニタのカラースペースで表示している状態に見えます。
sRGB、AdobeRGB共に同じ色で表示されるので、カラーマネジメントはされているような…。

またしても追加訂正あり!12/1/29
FirefoxがV4非対応となったこともあり、てっきりそのせいでの不具合かと思い込んでいました。
しかし、よくよく考えてみたら、sRGB IEC61966-2.1の2.1ってのはヴァージョン2.1のことっぽい。
ColorSyncユーティリティで確認してみると、バージョンは2.1.0 AdobeRGBも2.1.0 で、V2に小数点以下も含まれるなら、問題は画像のプロファイルではなさそうです。

そうなのです。バージョン2には問題無し
miyahan.comさんのテストページ「デフォルト色空間テスト」を表示してみたところ、SafariがadobeRGBと一致するのに対し、FirefoxはsRGBと一致するので、FirefoxはどうやらsRGBを表示していることを確信。
検証機材がiMacと外付けモニタなので、iMacのモニタの設定を読んでしまうかもしれず、gfx.color_management.display_profile には外付けモニタのプロファイルを入力してありました。外付けモニタのプロファイルはEasyPIXでキャリブレーションして制作したもので、システム環境設定のディスプレイ→カラーでディスプレイプロファイルに当てている広色域のものです。
試しにgfx.color_management.display_profileをデフォルトの空欄に戻してみても、表示は変わりません!。(確かに設定前からハデハデだった)
gfx.color_management.display_profile デフォルトの空欄は、Macintosh HD→システム→ライブラリ→ColorSync→Profilesの中のsRGB プロファイルを読みに行くようです。
それと同じということは、どうやら外付けモニタのプロファイルを無視して、sRGBのプロファイルを読み込んで表示している。ColorSyncユーティリティでモニタプロファイルを確認すると、バージョンが2.2.0 となっています。
そこで使用しているモニタの別のプロファイルを探してみると、Macとモニタをつないだ時にColorSyncが自動的に取得するプロファイル2.1.0があり、gfx.color_management.display_profileにこれを入力してみると、プロファイルとして認識され正常な表示になりました!。
EIZOのサポートから落としてきたSX2262W User 5000K G1.8とSX2262W User 6500K G2.2のプロファイルもあったのですが、バージョンが2.2.0のためか認識されませんでした。
小数点以下の対応がされていないのだと思うのですが、V2も不完全ということなんでしょうか?(V2 V4の指す範囲がちょっと確信持てませんが。)

ここから訂正箇所の説明です:

結論から申し上げると、バージョン2.2.0でも認識されます。しっかり対応されているようです。
私の環境でFirefoxのgfx.color_management.display_profileで設定が無効になっていたのは
★1 EasyPIXでキャリブレーションして制作したプロファイル
★2 EIZOのサポートから落としてきたプロファイル
この二つのパターンでした。

今回また検証したところ、キャリブレーションして制作したプロファイル★1はどうしてもダメ
EasyPIXへ関連づけるための何かが仕込まれているようで、Firefoxには読ませることができませんでした。

★2落としてきたプロファイルは大丈夫です。痛恨の凡ミスで読み込ませる事ができてませんでした。
純正プロファイルにはSX2262W User 6500K G2.2 とファイル名が付いているのですが、このパスを知るために単純にターミナルへドロップすると半角スペースにバックスラッシュがはいってしまってました。お詫びして訂正いたします。ごめんなさい。

ググっても、同じ状態でFirefoxの色がおかしい!というのに突き当たりませんでしたので、だれも困ってないのかもしれないけど(^_^;)、一応対処方?をまとめて置きます。

gfx.color_management.display_profileが空欄の場合(デフォルト)、FirefoxはsRGBのプロファイルを読んでいるので広色域モニタでは正しい色が表示されない。モニタのプロファイルを設定する。

  • アドレスバーに about:config と打ち込む。
  • フィルタ:検索窓にgfxと入れる。
  • 使用するプロファイル(iccファイル)はバージョンが2.1.0であること。
    使用するプロファイル(iccファイル)のバージョンは小数点含むV2。*
  • gfx.color_management.display_profile にフルパスでiccファイルのアドレスを入力。
    (フルパスはアプリーケーション→ユーティリティ→ターミナルにファイルをドロップすると簡単にわかるのでコピペが便利。但しファイル名にスペースがあるとバックスラッシュが入るので注意。)
  • Firefoxを終了して再起動

*Firefox8以降では gfx.color_management.enablev4をtrueにすることでV4のプロファイルに対応するがgfx.color_management.display_profileでも有効どうか?私には検証できていません。

gfx.color_management.mode を1にしておくと快適です∈^0^∋
ただ、システム環境設定で設定しているモニタプロファイルとFirefoxに当てたプロファイルは別物なわけで…ColorSyncのLabプロットというのでくるくるして見ると誤差があります。V4対応で(下位互換されますよね?)2.2.0のプロファイルも使えるようになるのでしょうか。(2.2.0は使えてますよ〜)
Safariともごく微妙に色が違いますが、まあ許容範囲なので良しとします。

今のところ広色域モニタでWebデザイン全体を意図した色合いで見て貰うのはSafariでは不可能ですが、Firefoxのモード1なら結構いいところで見て貰えるのかもしれません。
デザイン周りのハデハデな色味は慣れるので、正確な色の見えるSafari を使う方のほうが多いかなぁ。
うーん、CSS3の完全対応が待たれます。

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